本番で慌てないために

面接前日までの準備

実力以上を発揮するのは並大抵のことではありません。気負わずに面接に臨みましょう。よく見せるよりも普段通りのあなたを採用担当者に知ってもらいます。

■ 無理な予定は禁物

就業期間中の求職活動は時間の制約を多く受けます。ギリギリの予定を立てるのは禁物です。無理をして面接の時間に遅れてしまったり、訪問できなくなっては悪い印象を与えてしまいます。現在の状況を素直にお知らせして採用担当者と無理のない予定を立てるようにしましょう。

■ 準備は後回しにしない

履歴書職務経歴書は前もって準備しましょう。前日に印刷しようと思ったら、用紙がない!インクがない!なんて慌てないようにしましょう。特に、第一印象を決める大事な写真の準備は計画的にしましょう。

面接直前

まずは身だしなみの確認を。採用担当者に不快感を与えてしまうような格好はマイナスポイントです。華美にならない程度に服装・髪型を整えましょう。

また、訪問先までのアクセス方法や交通機関の乱れなどやむを得ず遅れるときの連絡先を再確認しておきましょう。

面接を成功させるポイント

いよいよ求人企業に到着しました。まずはリラックスして、応募した求人情報や用意した履歴書職務経歴書の内容を思い返しましょう。求人企業はあなたのスキルや経験に興味を持っています。面接の内容はあなた自身のスキルや経験が求人企業が求めるものと同じかどうかを確かめるために行うものです。正解・不正解があるものではありません。あなた自身の言葉であなたのことを伝えてください。

■ 成功した経験

求人企業があなたに聞いてみたいことのひとつに成功した経験があります。成功した経験とは取り組んだ内容が第三者に評価されたことを指しています。素晴らしい営業成績を残したり、あたらしい技術を開発して製品化されたりと客観的に成果を測ることができるものをアピールしましょう。

■ 仕事から学んだこと

今までの仕事を通して大切なことと感じたものや教訓になったこともあなたを表現する上でのポイントになります。あなたが体験したそのときの状況とそこであなたがとった行動を具体的に伝えてましょう。

■ 少し未来の自分

あなたの未来について採用担当者は知りたいと思うかもしれません。あなたがどのように会社で貢献していくのか、どんなことを実現したいのか、を聞きあなたの仕事への意欲を知りたいと思っています。具体的にアピールできるとあなたへの理解も深まるでしょう。

■ 質問と答え

面接は採用担当者の質問とあなたの答えで進んでいきます。質問には短くてもかまいませんしっかりと答えていきましょう。質問の内容がわからない時や答えがすぐに浮かばないときは、質問を復唱してみるのもよいかもしれません。

さらにあなたを印象づけるチャンス  面接のお礼をしましょう

面接が終え、ただただ結果を待っているだけの必要はありません。
さらにあなたを印象付けるチャンスはあります。採用担当者と電子メールで連絡を取り合っているのならば、面接のお礼をメールするとよいかも知れません。おもねる必要は全くありません。今回の機会を与えてもらったことについて採用担当者にお礼の言葉を伝えてみましょう。また、面接を通して感じた企業の印象をそえるとお互いの理解がさらに深まります。