トリマー 特集！
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ペットショップなどでワンちゃん猫ちゃんの毛や爪をカットしたり、マッサージやブラッシングを行うのがトリマーです。説明するまでもありませんね。

2022年に新小学1年生を対象に実施したある調査では「女の子が将来就きたい職業」で「ペットショップ・トリマー」が12位にランクインしています。ペットショップに併設されているトリミングブースで、「ハイ、わたし動きません、お願いします」という表情のワンちゃんを可愛くトリミングしている姿。ガラス越しに見るとほっこりしますよね。

実は、トリマーになるために資格は必要ありません。いくつかある資格はいずれも民間資格なので「必須ではない」とは言え、「結果が目でわかる」実力の世界ですから、トリマーを職業として収入を得るためには専門知識も技術もとても重要です。そのため、実際はほとんどの人が専門学校でトリマーに必要な技術や知識を学びます。

トリマーの就職先には

・ペットショップ
・ペットサロン
・ペットホテル
・動物病院
・トリミングスタジオ

などがあります。専門学校によっては就職先とのパイプを持っているところもありますが、なかなかまとまった求人がない代わりに、常にいくつかの求人があるのも特徴。

ただご存知のように土日にお休みできることは（シフト制で休みを取れる場合を除いて）ほとんどない業界。給与も他の仕事に比べて高いとは言えません。

仕事の結果がビジュアルでわかるため、お客様が口では言わなくても表情が物語っていたり、リピーターになってもらえなかったり、評価が直接的に下されるシビアな世界。

「好きだからできる」も大きいでしょう。でも、実戦での経験を重ねて確かな技術を身に着け、やがて独立開業を目指すことでモチベーションを持続しているという方も多いと思います。

トリマーの仕事はペットの見た目を整えることだけではありません。大事な家族の一員であるペットの表情や息遣い、体温や感触によってコンディションを察知し、気持ちも整えてあげることが肝心です。

飼い主さんの高齢化により、トリマーが必要とされる場面が増えていくことは確実でしょう。そこにはトリマーの新たな将来性が生まれてきそうです。

そして何より、キレイにかわいくなって気持ちよさそうなワンちゃんや猫ちゃん、それを見てお客様が笑顔になった時は、他のものに例えようがない嬉しさ。みんなが幸せな瞬間ですね♪