川越市の求人一覧

江戸時代、徳川家康の重臣であった酒井重忠が川越城に入城。以来、川越藩では松平信綱や柳沢吉保など江戸幕府で重要な役職に就く人物が代々の藩主を務めました。城下町は武家、町人、寺社といった身分によって居住する区域を定める「町割」によって整備され、城下は新河岸川の舟運によって藩内の農作物や江戸からの物資、それを扱う人々の往来で賑わいました。明治22年に成立した川越町は数年後の大火で町のほぼすべてを焼失しますが、これをきっかけに火事に強い建造物として蔵造りの商家が次々に建てられ、現在も残る「小江戸」の街並みが形成されていきます。明治28年に現在の西武新宿線、大正3年に現在の東武東上線が開通しさらに発展した川越は大正11年に市制を施行し、川越市が誕生。さらに昭和30年、隣接する9村を合併し現在の川越市となりました。高度経済成長を経て、関越自動車道や埼京線、東京メトロ有楽町線、JR川越線、西武国分寺線、東京メトロ副都心線などの開通によりますますアクセスが向上。平成30年現在で人口35万人を超える大都市となっています。「時の鐘」は小江戸・川越を象徴する建造物で、3層構造、約16mの塔は今も1日に4回時を告げ「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれています。今では東京にも残っていない江戸の面影を残す蔵造りの街並みは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」や「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されています。菓子屋横丁にはハッカ飴、駄菓子、だんごなど、現在20数軒のお菓子屋さんが並び、こちらは環境省の「かおり風景100選」に選ばれています。川越氷川神社は縁結びのパワースポット。夏限定の縁結び風鈴ではここだけの素晴らしい風景に出会えます。うなぎ、サツマイモやお菓子、すき焼き、蕎麦、うどん、フランス料理、スペイン料理、手作りソーセージ、地ビールなどの名店も勢ぞろい。ぜひ食べ歩きもしてみたい川越は、五感で楽しめる街です。

川越市のアルバイト求人における業種別分布は全国の都市部と比べても至ってオーソドックスなバランスと言っていいでしょう。最も求人数の多い各種店舗の販売スタッフは紳士服を含むアパレル、眼鏡店、雑貨店、携帯電話ショップ、ドラッグストアなどが中心となっています。次いで求人数の多いフード業界のアルバイトはファミレスや回転寿司などが中心。保育所付きの健康飲料宅配スタッフはママさんたちに人気です。店舗スタッフ、フード業界ともにエリアとしては各駅ビルおよび駅から近い商業施設、国道16号線や国道254号線沿いなどに多く見られます。サービス業では清掃代行やボディケアトレーナーの求人が増加傾向にあります。川越市では人口のわりに教育関連のアルバイトや医療・福祉のアルバイト求人が少ない印象で、裏を返せばこの先の伸びが期待できる業種かも知れません。