北千住駅の求人一覧

足立区の、隅田川と荒川と挟まれたエリアにある北千住駅。「きたせんじゅう」ではなく「きたせんじゅ」と読みます。千住を始め、千住寿町、千住柳町、千住旭町、千住東といったように「千住」がつく地名はいくつもありますが、「北千住」という地名はありません（ちなみに「南千住」は荒川区です）。隅田川にかかる千住大橋のあたりは松尾芭蕉が「おくのほそみち」の旅を始めたところで、橋のたもとには「奥の細道 矢立初めの地」の石碑があります。赤門寺の別名でも親しまれている勝専寺（しょうせんじ）は赤レンガ造りの本堂が特徴的。毎年1月に2日間だけ行われる「えんま開き」で公開される1.8mの「えんま像」は大迫力です。石洞美術館（せきどうびじゅつかん）は銅板葺きの三角屋根とレンガタイルが貼られた平面六角形の建物本体がユニーク。世界各地の土器や陶磁器、茶の湯釜、ガンダーラの仏像、漆器、青銅器、玉器など所蔵品や企画展示も個性的です。足立区は銭湯が多く残っていることでも有名で、この千住エリアだけでも8軒。近年銭湯人気が再燃しているため、千住はさらに熱くなっています。銭湯でさっぱりしたあとは北千住駅西口のディープな飲み屋横丁、通称「飲み横」へ直行！ひしめき合うように並んだ酒場にはズラっと100席ある老舗や朝から飲める大衆酒場、銀座の名店仕込みのもつ焼き、コスパ抜群の串カツ、若者でにぎわうスペインバルなど個性的なお店がいっぱい。ぜひ数軒をハシゴして楽しみたいスポットです。少し離れたところには東京有数の名店に数えられる日本そば店とパンケーキ店もありますよ。毎年7月下旬に開催される花火大会はその名も「足立の花火」。荒川河川敷の千住側から打ち上げられるため、間近で花火の大音量と光を感じることができます。

乗り入れ全線を合わせた乗降客数が日本でも世界でも10本の指に入るほどアクセスが良いにも関わらず、家賃が安いことなどから近年「住みたい街」「穴場の街」として人気が上昇し続けている北千住。東京藝術大学などの大学進出による若者の増加もあって、ショッピング、グルメを楽しめるスポットも充実しており、販売スタッフのアルバイト、フード系のアルバイトが豊富に見つかります。ただしこの2大人気業種に偏ることなく、比較的どの業種にも安定した求人数を持っているのが北千住エリアの特徴で、ビル警備や車両誘導、ボディケアトレーナーなどのサービス系、介護スタッフ、看護助手などの医療系、個別指導型の塾講師など教育系のアルバイトもコンスタントに見つかります。また昔も今も交通の要衝として重要な役割を果たしているため、配送系のアルバイト求人も安定しています。

北千住駅には、JR常磐線（快速）、東京メトロ千代田線と日比谷線、東武スカイツリーライン、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが乗り入れています。各社の乗降人員数合計は日本および世界でも上位に入るほどの一大ターミナル駅です。駅の西口には都営バスと東武バスの乗り場があり、足立区役所、西新井大師、駒込、王子などの各方面とつながっています。