足立区の求人一覧

昔は海に面する湿地帯だった現在の足立区域に河川が運んできた土砂によって土地が形成され、人々が住むようになったのは平安時代。のちに鎌倉幕府を開く源頼朝や室町幕府を開く足利尊氏の祖先にあたる源頼義、源義家らが京都から東北に向かう途中に立ち寄り、自分達の目印の白幡を立てたのもこの地でした。発展のきっかけは江戸時代、日光街道の最初の宿場として千住宿が置かれたこと。さらに徳川家康が綾瀬川を修復し稲作や野菜作りに適した土地に改良されたことと、千住大橋の完成によって江戸との往来が飛躍的に容易になったことで千住には野菜の市場ができ、野菜を納める人や求める人たちで町はたいへん賑わいました。明治時代、東京府に誕生した南足立郡は千住馬車鉄道や草加馬車鉄道、東武鉄道が開通したことでますます発展。また関東大震災の被害が比較的少なかったことや環状7号線の整備、京成電鉄の開業などにより爆発的に人口が増加しました。昭和7年に東京市に編入されて南足立郡が足立区に。そして昭和18年、東京都の成立に伴い現在の足立区となりました。昭和20年の空襲で千住地域の大部分を焼失してしまいましたが、東武大師線や現在の東京メトロ各線が相次いで開業したことなどもあって力強く復興・発展。平成に入るとつくばエクスプレスや舎人ライナーの開業によってますますアクセスが向上し、北千住駅周辺などは住みたい街のランキング上位に名を連ねています。宮内庁御用達のバウムクーヘンを作っているのは足立区の洋菓子店。文化フライはガムシロップ入りのほんのり甘い小麦粉の生地をわらじ型に成形し、パン粉をまぶして揚げた足立区民のソウルフードです。あだち菜うどんは名産品の小松菜を練りこんだ新しいご当地グルメ。毎年7月後半に開催される「足立の花火」では1時間で1万3000発以上の花火が打ち上げられます。

足立区では他の都市部同様、アパレルやコンビニ、スーパー、携帯電話ショップなど販売スタッフのアルバイト求人が最も多くなっています。エリアとしては北千住、西新井、竹ノ塚の各駅周辺が中心ではあるものの、区内全体にまんべんなく求人があると言っていいでしょう。エリアに関してはフード業界のアルバイトも同様で、ジャンルとしては回転寿司、牛丼店、うどん店などの定番どころも見つかりますが、特に足立区ではファミリーレストランの求人の多さがかなり特徴的と言えます。次いで募集の多い業種は医療・福祉関係のアルバイト。職種としては介護スタッフの求人がかなり多く、経験者や有資格者は好待遇で働くチャンスがありそうです。ボディトレーナー系の募集が増えているのも最近の都市部に共通する傾向ですね。