北区の求人一覧

江戸時代、8代将軍徳川吉宗が飛鳥山に1,000本以上の桜を植樹し、さらに幕府が花見客のために10軒の水茶屋を出すことを許可しました。その後も王子稲荷神社への参詣が流行したり、当時の雑誌に滝野川の紅葉が名勝地として取り上げられたことで、飛鳥山を中心とするこの一帯は江戸を代表する行楽地として大いに賑わいました。明治になって上野～熊谷間に電車が開通。王子駅が開業し、翌々年に赤羽駅も開業。さらに現在の都電荒川線にあたる路面電車の開通で人口が増加し、明治41年に王子町が誕生。その王子町と大正2年に誕生した滝野川町がそれぞれ昭和に王子区、滝野川区となり、さらに東京都が35区を23区に再編成する際に合併。いまの北区が誕生しました。戦後の復興、高度経済成長を経て昭和40年代には人口が45万人を突破。近年は住みたい街として赤羽の人気が急上昇するなど再注目を浴びているエリアです。江戸時代から賑わって来た飛鳥山公園は、桜はもちろんツツジやアジサイも見事。渋沢栄一の生涯や功績を紹介する渋沢資料館、北区のことが何でもわかる北区飛鳥山博物館、紙の現在過去未来がわかる紙の博物館もあります。無料で利用できる自走式モノレールの可愛い車両「アスカルゴ」も整備されているので、高齢者や障害のある方でも飛鳥山散策やショッピングを楽しむことができます。王子神社は紀州ゆかりの神社。紀州徳川家の出である徳川吉宗がそれを喜び飛鳥山を寄進、桜を植えたことが江戸随一の行楽地の始まりとなりました。王子神社の末社、関神社は全国でも珍しい「髪の毛の神様」です。東京有数の名店に数えられるうなぎ屋さん、ラーメン店、うどん店、焼きとんが有名な居酒屋、かき氷の人気店も。また赤羽はかつての闇市に由来する飲食店街にはバラエティ豊かな居酒屋が立ち並び、安くてうまい店、朝から飲める店、女子に人気の店までなんでもおまかせです。

北区のアルバイトは、求人数に業種別の偏りがさほどないのが大きな特徴です。たいていの都市部ではバイトの定番といえる各種店舗の販売スタッフとフード業界のアルバイトが他の職種に大きく差をつけた1位2位と言うのが相場ですが、北区の場合は上記2業種とサービス業、さらに医療福祉のアルバイトの求人数がほぼ横並び。時期にもよりますが、近年求人数が増えている警備スタッフもほぼ互角と言っていいレベルの求人数を持っています。そこからやや数を落とすものの、塾講師など教育関連のアルバイト、建築・土木・製造業のアルバイト、配送物流のアルバイトも比較的豊富。勤務地も王子、東十条、十条、赤羽などを中心にほどよく分散しており、性別を問わず幅広い年齢でアルバイトが探しやすいエリアと言えるでしょう。