茂原市の求人一覧

かつては藻の茂る原野だったことから上総“藻原”と呼ばれたこの地方は、江戸時代、8代将軍・徳川吉宗のころから新田開発が盛んに行われ、明治4年の廃藩置県の当時は木更津県に属していました。やがて木更津県と印旛県が合併し、千葉県が誕生しました。昭和27年に茂原町など6町村が合併して茂原市が誕生。さらに昭和47年に本郷町と合併して現在の茂原市となりました。明治の中頃、農業用水のための井戸から褐色の水が吹きあがったことをきっかけに天然ガスが発見され、昭和にかけて工業都市として発展。現在も天然ガス（ヨウ素）の生産量は日本一で、貴重な国産資源の産地として重要な役割を果たしています。茂原市役所にほど近い茂原公園は約2,850本ものソメイヨシノが一斉に咲き誇る桜の名所。「市の木」でもあるツツジも茂原の春に文字通り花を添えます。蓮の葉が浮かぶ弁天湖の橋を渡ると中央にあるのが弁天堂。蓮の緑に橋とお堂の朱色が映えます。公園のすぐ南にあるのが日蓮宗39本山のひとつ藻原寺（そうげんじ）。高さ25mの多宝塔は茂原市民おなじみのランドマークです。毎年7月下旬に行われる茂原七夕まつりは、湘南ひらつか七夕まつり、入間川七夕まつりと並ぶ関東三大七夕祭りのひとつ。3日間で80万人を超える人が訪れます。圏央道（首都圏中央連絡自動車道）が延伸するにつれて東京・神奈川などからの観光客数が伸びており、全線が開通した暁には工業都市としても観光地としてもさらに魅力的な街になってきそうです。

職種別に見ると茂原市のアルバイト求人数で最も多いのは各種ショップの販売スタッフのアルバイトです。紳士服店、携帯電話ショップ、ファストファッション、ホームセンター、スーパー、ドラッグストアなど幅広い業態の店舗でコンスタントに求人情報を見つけることができるでしょう。定番のフード系アルバイトも、牛丼店、うどん店、ラーメン店、すし店、焼肉店、ファミリーレストランなど各ジャンルのチェーン系飲食店で安定したアルバイトがあり、販売、フードともにJR茂原駅周辺や国道409号線、国道128号線沿いでの求人が多くなっています。フード系に匹敵するほど医療・福祉関係のアルバイト求人も多く、入浴補助など在宅介護系サービスのアルバイトは訪問エリアを具体的に検討しながらアルバイト先を選ぶこともできそうです。