教習指導員 特集!
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『教習指導員』
ってどんな仕事?

教習指導員ってこんな仕事

自動車教習所で、運転免許を取得するための指導をする仕事です。

資格は必要?

教習指導員になるためには各都道府県の公安委員会が実施している「指導員審査」という国家試験に合格する必要があります。

といっても一般的には、まず自動車教習所に就職した上で、教習生の送迎ほか教習以外の業務をしながら教育研修を受講するなど、指導員審査を受験するために必要な条件を満たしてから受験、という順序を踏みますので、資格や経験の有無に関わらず「自動車教習所への就職が先」ということになります。

運転が上手なことと、人に教えることは別

運転免許を取ったのがだいぶ昔だ、という年代の方には「教習所の教官は怖い・威張っている」というイメージを持っている方もいると思います。

確かにいましたね、みんながみんなとは言いませんが、中には助手席でふんぞり返って「違う、何やってんだ」という態度の指導員がw

ただしそれは文字どおり昔の話。教えることが何であれ、学ぶ人のことを思いやれない人に教える資格などありません。もちろんニコニコ笑っているだけでは何も伝わりませんが「公道へ出てクルマを運転する」という、人の命に関わることについて教えるのは、非常に大きな責任を伴うものです。

自分は運転が好きだから、運転が得意だからこそ、これから運転を覚えようとする人に寄り添って、あなたが感じている「安全に運転することの楽しさ」を伝えられたらいいですね。

将来性は?

「若者のクルマ離れ」という言葉が聞かれるようになってきた昨今。しかしこの日本では、大都市圏を除けば自動車なしで生活することは実際問題としてムリです。

そして「誰もがいつまでも若いわけではない」という現実もあります。高齢者に対して「運転免許を返納すべき」と言うのは簡単ですが、それで生活が成り立つほど地方の交通インフラが整うことはおそらくないでしょう。

つまりこれからも自動車は日本人にとって欠かせないもの。今後も増えていく高齢者ドライバーが、いかに安全に運転できる環境を作るか。これは自動車に関わる人々全体で取り組み続けていく課題なのではないでしょうか。そこでの教習指導員の役割はますます重要になるはずです。