岡崎市の求人一覧

室町幕府の直轄地だった三河の支配権を戦国大名たちが争うなか、松平清康がこの地を治め城を岡崎に移築。城下町の形成に力を注ぎました。清康の孫、岡崎城で生まれた松平元康はその後三河を統一。名を徳川家康と改め、やがて江戸幕府を開きます。以来家格の高い譜代大名が代々の城主を務めた岡崎城は、城郭の整備に伴って東海道が城下に引き入れられ、伝馬町が置かれるなど交通の要衝として発展。矢作川の舟運も盛んになり東海道有数の宿場町として栄えます。明治になると日本初の官営愛知紡績所が操業。これが岡崎の地場産業発達を促し、さらに東海道線、名鉄岡崎市内線、挙母線、名古屋本線などの開通で一層近代化が進みます。明治22年に町制を施行、さらに大正5年に市制を施行して岡崎市が誕生。以降何度かの周辺町村合併を経て市域と人口を拡大し、平成15年に中核市へ移行。西三河の中心都市として成長を続けています。岡崎市の観光の目玉はやはり徳川家康ゆかりのスポット。家康生誕の地・岡崎城のある岡崎公園は約800本ものソメイヨシノが春を彩る桜の名所としても有名です。公園内にある「三河武士のやかた家康館」は家康やその祖先である松平の歴史を学ぶことができます。大樹寺（だいじゅじ）は松平家・徳川家の菩提寺。境内で売られている五平餅の美味しさも有名です。愛知県民が愛してやまない八丁味噌は岡崎市八帖町（かつては「八丁村」と言いました）で作られている豆味噌のこと。いま八丁味噌を製造しているのは岡崎市内の老舗2軒だけで、独特の渋みとコクは味噌カツ、味噌おでん、味噌煮込みうどんと言った愛知グルメに絶対欠かせないものです。最近知名度が高まっている「岡崎まぜめん」は人気のご当地キャラ「オカザえもん」のイチオシグルメ。ともに伝統的な製法で作られた八丁味噌と「なたね油赤水」を使った汁なしの麺料理で、市内の多くのお店で食べることができます。

人口約38万人の大都市、岡崎市は豊田市と並ぶ西三河の中心都市。各業種で豊富なアルバイトが見つかります。職種別の求人数分布が同規模の都市部とほぼ共通するなか、医療・福祉のアルバイトだけは若干多い印象。子供の医療費助成が充実していることで知られる岡崎市では医療機関はもちろん、保育に関するアルバイト求人も目立ちます。もちろん販売スタッフのアルバイトも多数。特にコンビニエンスストアでの求人は他の地域に比べてかなり多くなっています。フードのアルバイトは牛丼店、うどん店、回転すし店など全国展開チェーンの定番どころが中心。サービス業では家事代行や清掃代行、クリーニング店の受付スタッフのほか、葬儀会館の施設スタッフの募集なども見られます。