松山市の求人一覧

関ヶ原の戦いでの功績を認められた加藤嘉明が道後平野の勝山で築城に着手。翌1603年に松山という地名が生まれました。そのおよそ四半世紀後に完成したのが松山城です。1635年に徳川家康の甥にあたる松平定行が藩主となって以来、松平家が代々の藩主を務め、安定した時代の中で城下町として賑わった松山では俳句や薪能（たきぎのう）などの文化が花開きました。明治になり1873年に愛媛県が誕生。松山に県庁が置かれ、1889年に松山市が誕生しました。司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公である秋山好古・真之（あきやまよしふる・さねゆき）兄弟と正岡子規はこの時代の松山で青春を過ごし、その後それぞれの道で活躍を遂げます。第一高等学校（現在の東京大学）で正岡子規と出会った夏目漱石が愛媛県尋常中学校（現在の松山東高校）で教鞭をとったのは1895年からの1年間。帰郷していた正岡子規とともに俳句に力を注ぎ、それが後の作風に大きな影響を与えたと言われています。第二次世界大戦で松山は焼け野原となってしまいますが、いち早く復興。昭和55年に人口が40万人を超え、さらに平成17年の合併により51万人を突破。四国最大の都市として産業・文化の中心となっています。観光の目玉筆頭は名城の誉れ高い松山城。数少ない現存天守は国の重要文化財に指定されています。道後温泉は日本書紀にも登場する古湯。有名な道後温泉本館の屋上にある振鷺閣（しんろかく）の天井に吊り下げられた刻太鼓（ときだいこ）は今も時を告げています。坊っちゃん列車で有名な伊予鉄道の高浜線と市内を走る路面電車が平面交差するダイヤモンドクロスは全国で松山だけです。鯛めし、鍋焼きうどん、じゃこカツ、坊っちゃん団子にタルト、そして「蛇口から出るミカンジュース」もぜんぶ松山市内で味わうことができます。

他の都市部同様、松山市でも求人数が最も多い職種は店舗での販売スタッフ。四国最大の都市だけあって各ジャンルとも店舗数が多く、中でもファッション、アクセサリー、眼鏡、シューズ、携帯電話などの販売店でスタッフ募集が多くなっています。人口が多く観光客も大勢訪れる土地柄、フード関連のアルバイトも豊富で、牛丼店、カレーショップなどでは高校生も広く募集しています。健康飲料のデリバリースタッフなど女性向けのアルバイトは提携地域保育所を完備している事業所があり、主婦の方にも働きやすい環境が整っています。オフィスワークのアルバイトでは生命保険会社や損害保険会社の電話応対スタッフ、カスタマーセンターのオペレーターなどの募集も見つかります。