アルバイト面接の受け方のコツ

シゴトinバイトで扱っている求人企業のアルバイト面接官の様々な体験談を分析し、『成功するアルバイト面接の受け方』をご紹介します。

一般的に採用される人は基本的に常識あるマナーをもって面接に挑んでおり、そして面接で落ちてしまう人は基本的なマナーが身に付いていない事が多いようです。とくにアルバイトとして職を求める学生の方々は経験のなさ、人と接する上での常識を学んでいないせいか、マナー不足が目に付きます。

派遣型のアルバイトなどは面接なしで働けると思われがちですが、派遣会社に登録する時にはもちろん面接はあります。完全に面接なしでアルバイトを始める事は出来ないと思ってよいでしょう。

ここでは面接に挑むためのマナーについて解説しています。採用されるために相応しいマナーと面接のコツを身に付けて採用を勝ち取りましょう!

アルバイトの面接に申込みをする

シゴトinバイトからのアルバイト応募では、応募した企業(お店)から電話もしくはメールでの連絡が届きます。
電話では丁寧な言葉遣いに気をつけ、ハキハキと話しましょう。

面接の申し込みをする電話での会話から、すでにアルバイトの面接が始まっていると思って良いでしょう。

履歴書の内容も大切ですが、電話での印象も重要です。基本的なマナーをおさえておいて、丁寧な言葉遣いで落ち着いて話しをしてください。質問に答えるだけでなく、わかりにくい事や疑問点がある場合はこちらからも忘れずに質問しておきましょう。

アルバイト面接の電話での応対時の注意点

  • 要点のみに絞って手短に済ませる。
  • 早口にならないように落ち着いた口調で話す。
  • 質問に答える時は的確に。
  • 質問がある場合は、聞く内容をあらかじめまとめておく。

アルバイトの面接を受ける

いよいよ面接です。面接の結果次第で希望するアルバイトを出来るかが決まります!
ここではアルバイト面接に失敗しないためのコツや、よく聞かれる質問も紹介します。面接前は要チェックです!

アルバイト面接を成功させるためには、事前の情報収集や下準備が不可欠です。

遅刻や忘れ物がないように「アルバイト面接の場所や到着までの所要時間を調べておく」、「当日になってあわてないように、前もって持ち物のチェックや服装のチェックをしておく」などの基本的な行動は大切です。

あらかじめ「応募した仕事の内容や、企業(お店)の情報を覚えておく」、さらに「面接の予行練習をしておく」こともアルバイトの面接担当者と話す時に動揺しないようにするコツです。

面接に失敗しないために

  • 履歴書を読み返して内容を覚えておく。
  • 筆記用具など忘れ物がないようにチェック!
  • 遅刻しないように早めに出発!
  • 到着したら身だしなみをもう1度チェック!
  • 面接の前に携帯電話の電源を切っておく!

アルバイト面接のチェックポイント

アルバイトの面接に行く前に持ち物を再度確認!面接場所についても確認しましょう。会社やお店と面接場所が違うこともあるので要注意です。面接担当者の部署や氏名・電話番号など、連絡先もメモなどで用意しておきます。

仕事の内容、待遇、職場についてなど、質問したい事をスムーズに質問できるようにあらかじめまとめておきましょう。

服装は不快感を与えないものが基本。スーツを用意しなくても構いませんが、肌の露出が多かったり派手な服装は避けます。応募したアルバイトがスーツで行う仕事の場合など、スーツの方が自然な場合もありますし仕事場のルールや服装なども事前に質問しておくと安心です。念の為に質問をしてもそれで印象が悪くなったりするわけでもありませんし、逆に思い込みや勘違いなどの失敗を避ける事が可能です。そのほか、極端な茶髪やボサボサ頭などの髪型、派手なアクセサリーなど相手に不快感を与えるかもしれないものは避けましょう。

遅刻は絶対に厳禁ですが、面接担当者の都合を考えないで約束の時刻よりも早すぎる訪問をする事も気くばりが足りないと言えます。面接場所には5~15分前に到着するよう向かいましょう。万が一、遅れてしまいそうになった時はどのくらい遅れそうか、必ず面接予定時刻より前に連絡するようにしましょう。

アルバイト面接本番のマナー

会社やお店など、アルバイト面接場所に到着した時から面接が始まっていることも忘れないでください。面接場所に到着したら「アルバイトの面接にお伺いしました○○と申します。」など、受付や働いている人へ声をかけると思います。その場にいる人達は採用になれば先輩や同僚となる人ですので、ここでもマナーをしっかりしておく必要があります。ここでマナー知らずの行動をしていてはアルバイト面接担当者の耳に入ることは確実ですので、到着した時から気を引き締めてのぞみましょう。

アルバイト面接のながれ

アルバイト面接場所に到着

アルバイト面接場所についたら受付に、「本日○○時のご予定でアルバイトの面接のお約束をさせて頂きました○○と申します。」と面接に来た事を丁寧な言葉で伝えましょう。

アルバイト面接会場に入室

面接会場に案内されたら席は下座(入口に近い席)に座ります。上座に座るようすすめられた場合は上座に座って構いません。面接担当者が入室して来たら、立ち上がって挨拶をしましょう。

アルバイト面接開始

基本的なマナーとして常に相手の目を見るように心がけて会話をします。質問には長く考え込まず適切に答え、丁寧な言葉遣いで話しましょう。メモを取ることは意欲や几帳面さなど良い印象につながります。

アルバイト面接終了

面接が終了した後も挨拶を忘れないようにしましょう。立ち上がって面接担当者に「ありがとうございました」とお辞儀をしながらお礼を言います。退室する時にも「失礼します」とお辞儀をして扉を閉めましょう。

アルバイト面接を成功させるコツ

成功するアルバイト面接のコツはやはり担当者に気に入ってもらうことです。
礼儀作法やマナーが身に付いていることは、アルバイト面接の合否に大きく影響します。

アルバイトの面接での重要なポイントは、良い印象を持ってもらうということが第一です。そして相手に印象を与える最初のタイミングは「挨拶」ですので、「挨拶」をしっかり言えるようになっておきましょう。相手にはっきり聞こえるように元気よく挨拶してください。

面接担当者との会話のコツですが、質問をされたら落ち着いて最後まで相手の言葉を聞いてください。最後まで聞かずに早とちりして返答してしまったり、相手の話しを途中でさえぎってしまうのは良くありません。最後まで話しを聞いて、理解をしてから返事をしましょう。

解らない事があれば忘れずに質問してください。質問内容は自分の思う事で構いませんが、落ち着いて丁寧に、相手の目を見るように心がけながら、マナー通りに話すのを忘れてはいけません。

採用担当者に好印象をあたえるポイント

  • 髪の毛を触るなど見苦しい仕草をしない。
  • 明るく元気良く返事をする。
  • 相手の話をしっかりと聞く。
  • 相手の目を見て落ち着いて話をする。
  • ゆっくりと丁寧に話すように心がける。

アルバイトの面接でよくある質問

  • このアルバイトを選んだ志望動機はなんですか?
  • あなたの趣味はなんですか?
  • 通勤時間はどれくらいですか?
  • 弊社のことは知っていましたか?
  • 学校と仕事はうまく両立できますか?
  • これまでにどんなバイトをしましたか?
  • いつ頃から働けますか?勤務時間の希望は?
  • あなたの長所・短所はなんですか?
  • 他に受けている会社(お店)はありますか?
  • 最後に質問はありますか?

最後に、到着した時と同じようにアルバイトの面接が終わって部屋を出てからもしっかりとマナーを守った行動を取ることも忘れずに。

面接後は結果の連絡を待つことになります。合否の連絡がいつ頃もらえるのか、電話、郵送、Eメールなどのどの方法で連絡してもらえるのかなどはあらかじめ確認しておき、必ず受け取れるようにして連絡を待ちましょう。