高知市の求人一覧

紀貫之（きのつらゆき）が著した「土佐日記」の時代には海底だったこの地に、やがて鏡川の流れによって大きな三角州が誕生。安土桃山時代に戦国大名の長宗我部元親（ちょうそかべ もとちか）がここへ居城を移しましたが、関ヶ原の戦いで敗戦。代わって1600年に初代土佐藩主として入国した山内一豊が築城を開始し、2代藩主・忠義の時に完成したのが高知城。その城下町として栄えてきたのが現在の高知市です。土佐藩士であった中岡慎太郎や坂本龍馬の尽力もあって明治維新がなされると明治4年の廃藩置県で誕生した高知県の県庁が置かれ、明治22年の市制施行によって高知市が生まれました。この時代に政府で要職を務めた後藤象二郎や板垣退助、三菱財閥を築いた岩崎弥太郎も高知出身です。高知城は江戸時代に建造された天守と本丸御殿がともに現存している唯一の城で、追手門や納戸蔵などあわせて15棟が国の重要文化財に指定されています。はりまや橋や桂浜などの定番観光地のほか、現地だからこそ楽しみたいのが300年の歴史を持つ日曜市。高知城近くの大通りに400以上の店舗が約1.3kmにわたって並ぶ長さ日本一の街路市では、農産物はもちろん手づくりの食べ物、植木に刃物などなんでも揃います。日曜日以外の曜日にも市内のあちこちで街路市が開かれており、見て回るだけでも楽しくなってしまいます。高知のご当地グルメ筆頭はやっぱりカツオのたたき。定番のたたきのほか近年人気の塩たたきや、他ではお目にかかれないウツボのたたきも美味です。地鶏「土佐ジロー」はお肉も卵も絶品。ひと皿に刺身、鰹のタタキ、寿司、揚げ物、煮物、酢物などを盛り合わせた皿鉢料理（さわちりょうり）はぜひ土佐の地酒とともに楽しみたいですね。飲んだ後は熱々の鍋焼きラーメンもどうぞ。

人口33万人超、高知県のおよそ45％の人が住む県庁所在地・高知市。アルバイト求人も県全体の半分以上が高知市に集中していると言っていいでしょう。職種として最も求人数の多い販売スタッフのアルバイトは、定番のアパレル、携帯電話ショップ、家電量販店、眼鏡店などでの募集が目立ちます。人気の飲食店のアルバイトは回転寿司、牛丼、ステーキ、ラーメンなどの大手チェーン系の募集が多くなっており、エリアとしては駅近くの百貨店、帯屋町、はりまや町、幹線道路沿い、ショッピングモール内にやや集中しています。サービス業ではガソリンスタンドのほかにボディケア系のトレーナーの募集が増えているのは最近どの都市部にも共通する傾向です。毎年8月、4日間にわたって行われるよさこい祭りは延べ100万人もの人々が集まる一大イベントですので、期間限定のアルバイト求人も期待できます。