別府市の求人一覧

別府市といえば「温泉」ですね。8世紀に編纂された「伊予国風土記」にも登場し、鎌倉時代には傷を負った武士を癒すための療養所が作られたとの記録も残っています。明治に入って掘削技術が進歩すると別府温泉も一気に発展。日本の源泉の1割にあたる約2300もの源泉があり、別府駅周辺を筆頭に浜脇、観海寺（かんかいじ）、堀田（ほりた）、明礬（みょうばん）、鉄輪（かんなわ）、柴石（しばせき）、亀川（かめがわ）の通称「別府八湯」と呼ばれる温泉郷があり、街中の温泉から自然に囲まれた温泉まで違った特徴を味わうことができます。国の名勝に指定されている海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄を始め、鬼石坊主地獄、鬼山地獄、かまど地獄をめぐる「別府地獄めぐり」は別府観光の鉄板。足湯が楽しめる地獄（！）もあり、見て良し、つかって良しの名所です。別府温泉杉乃井ホテルは絶景露天風呂や屋内レジャープールにバイキング、日本最大級の大展望露天風呂「棚湯」も楽しめるため、観光スポットとしても高い人気を誇っています。女性には大分香りの博物館で自分にぴったりの香りをブレンドして「マイ香水」を作る調香体験、お子様連れには絶叫系からほのぼの系まで揃ったアトラクションが好評の城島高原パークもおすすめです。大分の郷土料理「とり天」発祥の店は別府市内の老舗レストラン。和風ダシと牛骨スープの別府冷麺はやみつきになる味。卵や野菜、エビなどを高温の温泉噴気で一気に蒸し上げる「地獄蒸し」も楽しいですよ。

別府市における業種別の求人数割合で特徴的なのは接客・サービス等の割合が多いこと。日本を代表する温泉地だけあって、ホテル・旅館など宿泊施設のアルバイト求人も見られます。近い将来、世界的な名門ホテルグループの開業が予定されているなど、訪日外国人数もさらに増加が見込まれていることから、外国語で接客できるスキルなどがあると好条件で働けそうです。求人件数が最も多い販売業のアルバイトはアパレル、家具、靴、コンビニ、携帯電話などの定番職種で安定した求人があります。次いで求人の多いフード系は牛丼、うどん、ファミレスなど地元住民向け店舗のものが今のところ多いようですが、今後訪日客を含めて観光客が更に増える可能性を秘めているだけに、これまで別府にはなかった業態・ジャンル・規模の飲食店で新たな求人需要が生まれるかもしれません。