大分市の求人一覧

戦国時代に隆盛を極めたキリシタン大名・大友宗麟は最盛期に北部九州の大部分を支配下に治め、現在の大分市である豊後府内を国際貿易都市に発展させました。明治維新によって豊後国が大分県となり県庁が置かれた府内は、やがて1889年の町村制施行により大分町に。さらに1911年に市制を施行し大分市が誕生しました。1945年の大分大空襲で市街地はほぼ全滅。多くの尊い命を失ってしまいましたが、戦後の高度経済成長時には日本有数のメーカーが相次いで大工場を建設するなど九州を代表する工業都市としてたくましく成長を続けてきました。1997年に中核市へ移行した大分市は2018年現在で人口が48万人に迫り、九州で5本の指に入る大都市に。東九州の拠点として産業及び文化面で重要な役割を担っています。野生のニホンザル生息地として有名な高崎山はこの大分市。高崎山自然動物園はサルたちが自然のまま、オリのない状態ですぐそばまでやって来ます。高崎山自然動物園と道路を挟んだ向かいにある大分マリーンパレス「うみたまご」ではセイウチやイルカ、ペンギンにカワウソなどにも会うことができます。府内城はかつて北側が海に、東側が大分川に面し、高低差がほとんどない城。現在は二の丸と三の丸を区切る堀と宗門櫓（しゅうもんやぐら）、人質櫓（ひとじちやぐら）が残っています。全国的に有名な関サバ・関アジは市内の佐賀関で一本釣りされた高級ブランド魚。市内でも多くの飲食店で堪能することができます。「りゅうきゅう」はひと口サイズに切ったブリなどの刺身を薬味や甘辛いタレと和えた大分の郷土料理。大分市特産のにらを豚肉、キャベツと炒めた「にら豚」は食欲がない時でもごはんが進むソウルフードです。しょうゆとからしで食べる熱々の「とり天」も大分市が発祥の地です。

人口およそ48万人の大都市・大分市には大分県全体の求人の約半数が集中しています。職種として最も求人数の多いのは販売スタッフのアルバイトで、ジャンルとしては携帯電話ショップとアパレル関係の求人の多さが目立ちます。フードのアルバイトは他の主要都市同様に全国チェーン系の店舗での募集が多いものの、九州や地元大分発祥の店舗での募集も見つかります。販売スタッフのアルバイト同様、エリアとしては各駅周辺と臨海産業道路、各国道沿い、ショッピングモール内のテナント店舗などが中心です。サービス業のアルバイトでは人口の多い都市に共通する特徴としてボディケアのトレーナーやエステ等のビューティアドバイザーの求人が増えているようです。企業の営業所や支店が多い県庁所在地ですからオフィスワークのアルバイトも狙い目ですね。