中野区の求人一覧

江戸城築城にあたって青梅から石灰を運ぶために青梅街道が整備され、中野に宿が置かれました。その後も江戸に近い直轄地、そして鷹狩りの指定地として江戸幕府にとって重要な地であった中野。5代将軍・徳川綱吉が「生類憐みの令」を出すと鷹狩りは行われなくなりましたが、「お犬様」を養育するための「お囲い」が中野に作られ、約30万坪にもおよぶ広大な敷地には数万から30万頭の犬が養育されていたと言われています。その後8代将軍・徳川吉宗が鷹狩りを復活させると、以降の歴代将軍も鷹狩りで中野を訪れました。明治22年の町村制施行で中野村と野方村（のがたむら）が誕生。それぞれが中野町、野方町となったのち、昭和7年にこのふたつの町が合併し、中野区が誕生しました。戦時中には疎開などで人口を大きく減らしますが、戦後はめざましい勢いで復興。電車で新宿から5分足らずの近さでありながら暮らしやすい街として人気の中野区は23区の中で人口密度が高いことでも知られています。ランドマークの中野サンプラザは2018年6月で創業45周年。数々のコンサートが開催されるほか、研修施設、結婚式場、ホテルとしても親しまれています。複合ビルの中野ブロードウェイは「サブカルの聖地」「オタク文化の殿堂」とも呼ばれるカオスな魅力が満載。いまや世界中からファンが訪れる有名スポットです。早稲田大学や明治大学などが進出し、昼間の人口が激増したといわれる中野駅周辺は今後も大規模な再開発が予定されており、ますます人気が高まりそうなエリアです。中野はグルメも充実。新旧さまざまでジャンルも個性も豊かな飲食店はどこも活気にあふれています。ラーメンは背脂チャッチャで有名な野方ホープ、つけそば発祥の店・中野大勝軒、ミシュランにも掲載された青葉を始め超激戦区。どこで食べようか迷ってしまいます。

中野区のアルバイト全体の特徴として、業種間の求人件数の差があまり大きくないことが挙げられます。新宿のすぐ近くでありながら独特の個性を持っていること、エリアが比較的コンパクトにまとまっていることなどから住みたい街としても働きたい街としても人気で、さらに近年、早稲田大学、明治大学、帝京平成大学が進出したことで昼間の人口が増え、労働力の需要も供給も増えていることがその要因のひとつでしょう。各種ショップの販売スタッフ、非常に多彩な飲食店、ビル警備や清掃、看護・介護に保育、塾講師などの人気アルバイトが通勤しやすい範囲で比較的簡単に見つけられます。グルメ激戦区でありサブカルチャーの聖地でもありますから、その道に携わってみたい方にはチャンスの多い街です。